※安曇野電子オリジナル商品
当店品番:AZMDCDCLTC1877_T0RA
リニアテクノロジ製 超高効率降圧コンバータ LTC1877を使用した、DC-DC降圧コンバータモジュールです。25.4mm×17.78mmの小型基板に、コンバータIC インダクタ、コンデンサ、電圧調整回路を実装しています。
リニアテクノロジ製 LTC1877は、超高効率のDC-DCコンバータICです。
入力電圧範囲は、+2.65V~10Vですので、6V~8Vのリチウムイオンバッテリー(Lipo Life)との相性も良いです。
出力電圧範囲は、本モジュールでは、+1.2V~+5Vを想定しています。(出力電圧範囲は、入力電圧の影響を受けます。詳しくはLTC1877のデータシートをご覧ください)
LTC1877の最大のアドバンテージは、低消費電流時の効率が非常に高い点です。
一般に最大効率90%以上の高効率をうたうDC-DCコンバータでも、低消費電流時では効率が大きく低下するものがほとんどです。バッテリーで長時間動作する機器では、消費電流が数mA程度の物も珍しくありませんが、このような低消費電力下では、効率が50%以下に落ちてしまうDC-DCコンバータがほとんどです。
本モジュールに使用しているLTC1877は、最大出力~1mAまでの領域でほとんど効率が変化しません。(VCC IN = 5V VCC OUT = 3.3V 1mA時 でも90%以上の効率を維持しています。)
このような特性のため、本モジュールは、バッテリー、電池で長時間駆動する装置用DC-DCとしてお勧めいたします。
また、最大許容電流も600mA(VCC IN 5V時)と比較的大きいため、SDカードへの書き込みといった、瞬間的に大電流が必要とされるアプリケーションでも使用できます。
[RoHS 準拠]「当店のRoHS指令への対応」へのリンク
出力電圧の設定は、基板上可変抵抗による設定方法と、基板上のランドに製品付属のチップ抵抗を実装する方法の2種類を準備。
製品付属のチップ抵抗は、+5V~+1.2V の範囲で6種類。各抵抗値を2ケづつ付属しています。
LTC1877の特徴
高効率:最大95%
非常に少ない消費電流:動作時わずか10uA
VCC IN = 5Vでの出力電流:600mA
入力電圧範囲:2.65V~10V
基板寸法
横 25.4mm 縦 17.78mm
基板厚 1.6mm FR-4
2層基板
金フラッシュ処理