※安曇野電子オリジナル商品 ありそうでなかったアクティブフィルタ回路が簡単に組めるユニバーサル基板!
当店品番:AZMOPEUNIT1RA
オペアンプを使ったアクティブフィルタを汎用のユニバーサル基板で組むのは結構大変。(部品点数も多いし、細かい配線が多いので手配線はかなり面倒) かといって半導体メーカーが出しているオペアンプ用の評価基板は、いろいろな回路が組めるのは良いのだけれど、基板面積も大きいし、価格も高め。。なかなか電子工作や試作基板では使いにくいと感じていました。
そこで、構成できる回路をMFB(多重帰還形)のアクティブフィルタに限定したユニバーサル基板を開発しました。機能を限定することで、基板サイズは 横30.5mm 縦16.5mmと非常にコンパクトになりました。
基板は2回路入りのオペアンプ(MSOP 8pin 0.65mmピッチ)を1つと、周辺回路用のパターンで構成されています。フィルター用のコンデンサ・抵抗用のパッドは、1608メトリックと2012メトリックのチップ部品を乗せる事が出来る兼用パッドとなっています。
コンデンサ・抵抗の配置を変えることで、本基板1枚で最高4次のローパスフィルタ(LPF) ハイパスフィルタ(HPF)バンドパスフィルタ(BPF)を構成できます。その他、反転増幅器、非反転増幅器、ボルテージフォロア等基本的な回路を組む事が出来ます。
さらに、電源用のバイパスコンデンサが実装できるPADも準備されています。
基板への入出力端子は、汎用の2.54mmピッチのピンヘッダ(1列×5pin)を使用できますので、本基板を簡単にユニバーサル基板へ接続することができます。
RoHS指令対応品です。
製品仕様:
基板サイズ:30.5mm×16.5mm
基板材質:FR-4
端子処理:金フラッシュ
基板厚さ:1.6mm
実装できるオペアンプは、MSOP 8pin (2回路入り)となります。PAD寸法をご覧いただき、お客様が使用予定のICが実装できるか、確認してください。
※本製品は、試作・実験用のテストボードです。高周波特性等性能を保証するものではありません。あらかじめご了承ください。
4次LPF(ローパスフィルタ)の実装例です。抵抗・コンデンサは1608サイズを使用しています。未使用PADをジャンパ接続する場合は、0Ω抵抗を実装するか、スズめっき線やリード線を御使用ください。
※写真中のオペアンプ・チップ部品は本商品には含まれておりません。
設計資料
回路図:OPAMP_UNI_T1RA.pdf